身体の構造を解りやすく説明するトレーナーが在籍
2023年春、松原新堂イオンタウンに姿勢美フィットネスオープン♪
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筋肉には特徴があります。
それは伸張反射のメカニズム
①伸張反射
②相反抑制・拮抗抑制
③自原抑制
①伸張反射
伸張反射とは筋肉が引き伸ばされた事に反応して、その筋肉を急速に無意識に縮める(収縮)現象の事を言います。
これは、脳からの命令ではなく脊髄反射といい、無意識に起こるのです。
筋肉には伸びたり縮む時の状態を察知する感覚器官(筋紡錘・ゴルジ腱器官)があります。
ストレッチで急劇に伸ばされると、筋肉が伸びすぎてダメージを受けないように、縮んで守る。
これを伸張反射といい、防御反応になります。
クールダウンのストレッチは静的ストレッチといい、この伸張反射を起こさないように
①ゆっくり痛くない程度
②息を吐きながらリラックス
が指導のポイントになります。
逆に運動前に静的なストレッチを行うと、故障の原因になると言われており
ウォーミングアップの時はこの伸張反射を誘発して、身体の素早い動きを高めていきます。
筋肉が素早く収縮するというメカニズム(ストレッチ・ショートニング・サイクル【SSC】)を活かした方法となります。
②相反抑制・拮抗抑制
分かりやすく言うと、縮めている筋肉の反対側の筋肉(拮抗筋)を緩める(弛緩させる)命令が出されるシステムの事です。
関節の可動域の少ない、いわゆる『関節が曲がらない』や『身体が硬い』という方は、この相反抑制がうまく機能していないといえます。
指導をしていてよくある事として、腹筋とトレーニングのクランチをしていると『腰がだるくなってきました』と感じるお客様がいます。
この方は、腹筋を使いお腹を丸めるときに、本来ならば腰の脊柱起立筋は伸ばす命令が出るはずなのですが、なぜか『縮めろ!』の命令が出ている状態なのです。
お互いの筋肉が縮めるので、関節も曲がらず、本来使わない筋肉の疲労感を感じるのです。
③自原抑制
筋肉や腱に持続的に強すぎる筋肉の収縮力が加わると、その筋肉の収縮を抑制する反射で、
ゴルジ腱器官の張力を感知するセンサーから、力を出している筋肉が損傷しないように、出力を抑制を伝達し、主動筋が弛緩するメカニズムです。
筋肉の性格は複雑?
人の筋肉は脳からの指令だけで動いているのではありません。
色々な反射により運動を円滑に、また障害を起こさないように抑制したりしています。
自動ブレーキシステムのような感じです。
筋肉の性格(反射や抑制)を理解して、身体を動かすと効果的に身体を改善することができます。
姿勢美フィットネスでは身体の特性を把握して伝える事が得意なスタッフが在籍しています。
遠慮せずに何でも聞いてくださいね。